
ナレッジビーンズでAndroid開発に携わり、現在は開発業務に加えて若手メンバーのサポートや、社内のAndroid技術ギルドでリーダーも務めるエンジニア、N.M.さんに、これまでのキャリアやAndroid開発の面白さについて聞きました。
大学では電気系の分野を学び、ハードウェアの設計や基板の構成も経験。その後プログラミングに興味を持ち、エンジニアの道へ進みました。
現在はスマートフォン向けだけでなく、TVなど組み込み寄りのAndroid開発にも携わっています。
今回は、Android開発に携わるようになったきっかけや、スマートフォンと組み込み開発の違い、後輩をサポートするときに大切にしていることについて話を聞きました。
Androidエンジニア
入社:2021年
エンジニアキャリア開始:2007年
現在の担当:Android開発/若手メンバーのサポート
前職:SE
Q1. エンジニアを目指したきっかけを教えてください。
大学では電気系の分野を学び、実際に自分で設計してパーツを揃え、基板を構成するような経験もしました。
プログラミングに興味を持ったのは、他学科の友人が課題に取り組んでいるのを見たことがきっかけです。
自分がそれまで触れていたハードウェア向けの言語とは、使うツールも書き方も違っていて、「面白そうだな」と感じました。
その後C言語の講座を受講し、「自分に合っているかもしれない」「もっとやってみたい」と思うようになり、エンジニアを目指しました。
当時は、一日中ひたすらコードを書く仕事だと思っていましたが、実際にはドキュメント作成や打ち合わせも多く、最初は驚きましたね。
Q2. Android開発に携わるようになったきっかけは?
Androidに触れる前は、サーバーサイドの業務系アプリケーションを中心に開発していました。
初めてAndroidを扱ったときに印象的だったのは、個人でも気軽に開発できて、作ったものがすぐに手元の端末で動くことでした。
また、自分が関わったアプリや製品を、実際に使っている人を日常の中で見かけることもあります。
“自分たちが作ったものが、本当に誰かに使われている。それを実感できることが大きなやりがいです。”
Androidはバージョンアップも頻繁なので、長く携わっていても新しく学ぶことがなくならないところも面白いですね。

Q3. ナレッジビーンズに入社した理由・決め手は何でしたか?
ナレッジビーンズを知ったのは、以前の仕事で社員の方と一緒に働く機会があったことがきっかけでした。
一緒に仕事をする中で、話したことをきちんと受け止め、反応してくれる方が多いことが印象に残っていました。
コミュニケーションも穏やかで、「こういう人たちと一緒に働きたい」と感じたことが、入社を決めた大きな理由です。
Q4. 現在はどのような仕事を担当していますか?
現在は、要求の整理から設計、開発、テストまで、開発業務全般を担当しています。
チームには若手メンバーも多いため、開発だけではなく、基礎的な知識を伝えたり、仕事の進め方をフォローしたり、報告時のサポートを行ったりすることもあります。
自分自身が開発するだけでなく、チーム全体が進みやすいように動くことも、現在の仕事の一つになっています。
Q5. Android開発ならではの面白さは、どんなところにありますか?
Androidというとスマートフォンのイメージが強いかもしれませんが、実際にはTVをはじめ、さまざまな機器に使われています。
他の機器と連携したり、製品によって異なる仕様を理解したりする中で、Androidの知識を活かしてさまざまな業界や開発に携われるところが面白いです。
一つの技術を軸にしながら、関わる世界が広がっていく感覚があります。
“自分が開発に携わった機器が実際に使われているのを見るとうれしいですね。”
Q6. スマートフォン向けと、組み込み寄りのAndroid開発では何が違いますか?
スマートフォン向けでは、多種多様な機種で同じように動作することを意識する必要があります。
画面サイズや端末ごとの違いがある中でも、ユーザーができるだけ同じ体験を得られるように開発します。
一方、組み込み寄りの開発では、機種差よりも製品全体としてのバランスを考えることが多く、ユーザーから見えるAndroid部分だけでなく、ミドルウェアなど内部の仕組みとも調整しながら進めていきます。
スマートフォン向けはリリースサイクルが早く、同じアプリを繰り返し改善することで理解が深まっていく面白さがあります。
組み込みでは、業界や機器独自の仕様を調べる中で、それまで知らなかった業界知識やシステムの裏側に触れられるところが魅力です。

Q7. これまでで特に印象に残っているプロジェクトはありますか?
エンジニアになって間もない頃、3,000行を超えるSQLのパフォーマンス改善を担当したことがあります。
複雑な処理を一つずつ分解し、意味を理解しながら改善点を探していく経験でした。
その後、組み込み系のAndroid開発に携わった際には、仕事の見方そのものが変わる経験がありました。
不具合の解消方法を検討していたとき、お客様から「自分の担当範囲だけではなく、他のチームの実装も見ながら考えてみてもいいのでは」と言われたことがあります。
それまでは、他の人の担当範囲にはなるべく踏み込まない方がいいと考えていました。
“自分の担当だけでなく、プロジェクト全体を見ることが大切だと考えるようになりました。”
今では、自然と周囲の状況や全体の方向を見ながら動くようになっています。
技術だけでなく、エンジニアとして仕事を見る視野そのものが広がった、印象に残っている経験です。
Q8. 後輩や周囲をサポートするとき、大切にしていることはありますか?
相談を受けたときは、「何をしたいのか」「どう考えたのか」「どこで詰まっているのか」を、まずじっくり聞くようにしています。
途中で「こうした方がいい」と思いついても、すぐに答えを伝えないようにしています。
できるだけ本人自身が答えにたどり着いた方が、その人の成長にもなり、結果的にはチームにとってもプラスになると思うからです。
社内のAndroid技術ギルドでは、リーダーとしてメンバーの学習や開発をサポートしています。
私自身、周囲から遅れて自信をなくしてしまった経験があるので、誰かを置いてきぼりにしないことを意識しています。
“参加したメンバー全員に「自分でAndroidアプリを開発できた」と感じてもらうことが目標です。”
Q9. ナレッジビーンズで働く中で、「この会社らしい」と感じることはありますか?
印象に残っているのは、忘年会後に二次会の参加者を募っていたときのことです。
普段ほとんど話したことのないメンバーから自然に声をかけてもらう一方で、参加しない人に対して無理に引き留めることもありませんでした。
立場や普段の関係性にかかわらずフラットに接しながら、それぞれの意思も尊重する。
そういうところは、ナレッジビーンズらしいと感じます。
仕事でも、困っている人がいれば、部署や役職に関係なく自然にフォローし合う雰囲気があります。
Q10. これからエンジニアを目指す人へ、メッセージをお願いします。
最近はAIによるコーディングの話も増えていますが、これから開発の方法が変わっていっても、コーディングや設計の基礎を学び、実際に自分で作る経験は大切だと思います。
自分の手で作ったものが世の中に出て、誰かに使われる。
それは本当に楽しいことです。
そして、エンジニアはどうしても長時間パソコンに向かう仕事なので、長く続けるなら体を動かす習慣も大切です(笑)。
OFF THE CLOCK
仕事を離れた、N.M.さんのこと。
プライベートの過ごし方や、好きなものについても聞きました。
